INTERVIEW 05
“人”と関わりあえる 仕事に役割の広さを実感
巽 愛理
Airi Tatsumi
入社のきっかけ・決め手は何でしたか?
インターンシップのときにお会いした先輩薬剤師の方々が、みなさん本当に明るくていきいきと働かれていたのがとても印象的でした。「この雰囲気なら、私も自然に馴染めそう」と思えたのが、一番の決め手です。また、充実した研修制度が整っていたことも魅力でした。入社してすぐに患者様と接するのは不安もありますが、段階的に現場に慣れていける環境があることで、安心してスタートが切れると感じました。
入社前とのギャップはありましたか?
良い意味でのギャップがたくさんありました。実際に働いてみると、「薬剤師にできることって、思っていたよりもずっと多いじゃん!」と驚く場面が多かったです。薬学部時代の実務実習では、どちらかというと“物”を扱う感覚が強かったのですが、現場では“人”との関わりが中心。患者様も想像以上にご自身の健康に関心が高く、こちらが丁寧に説明すれば、真剣に耳を傾けてくださいます。私たち薬剤師が担う役割の広さを実感しています。
仕事のやりがいや魅力を感じたエピソードは?
服薬指導や健康相談を重ねていた患者様が、「あなたがすすめるなら、ぜひそれを買いたい」とOTCや健康食品をご購入くださいました。その言葉に、薬剤師として信頼してもらえているんだと感じ、胸が熱くなりました。 患者様にとって私は“ただの薬の専門家”ではなく、“健康について相談できる存在”になれている。そんな瞬間に、この仕事を選んで本当によかったと思いました。
職場の雰囲気はどうですか?
「連携の極み!」です。職種や役職を超えて、お互いの成功体験や工夫を共有する文化が根づいていると感じます。先輩方もとても丁寧に教えてくださり、新入社員の私でも安心して日々を過ごせています。 チームで支え合いながら、全体として成長していこうという温かい雰囲気があります。
仕事をしている上で大切にしていることは?
どんなときも、仕事の中でネガティブな気持ちを引きずらないこと。気持ちが沈んでいると、自分の成長も止まってしまいますし、それはきっと患者様にも伝わってしまうと思うんです。 私は「とにかく今目の前にいる患者様に集中!」をモットーに、ポジティブな気持ちで毎日を大切にしています。
オフの過ごし方・趣味について教えてください。
オフの日は、就職を機に始めた一人暮らしを活かして、料理を楽しむことが増えました。もともとはあまり料理をしてこなかったのですが、仕事終わりや休日に自分の好きなメニューを作る時間がリフレッシュにもなっています。また、同期と集まって食事をしたり、映画や買い物に出かけたりと、同じ目標に向かって頑張る仲間との時間も大切にしています。
入社前にやっておいてよかったこと、やればよかったことはなんですか?
やっておいてよかったのは、アルバイトなどで“接客”の経験を積んだことです。最初は勉強時間が減るのが不安でしたが、その経験のおかげで自然と患者様のお話を傾聴できるようになりました。丁寧な言葉遣いや表情、反応ひとつで信頼感が大きく変わることを、学生時代に体感できたのは大きかったです。
今後の目標を教えてください!
将来的には“エリア長”になりたいと思っています。研修中に接したエリア長の方々は、エリア全体をしっかりと把握しながら、個々のスタッフの特性に合わせた指導をしてくださっていて、本当にすごいなと思いました。 私もそんなふうに、広い視野と人への配慮を持ち合わせたエリア長を目指して、これからも積極的にチャレンジしていきたいです!